この記事でわかること

Q. 築古木造アパートでも融資は受けられますか?
A. はい、受けられます。ただし、築22年超の物件は法定耐用年数を超えているため、通常の住宅ローンより条件が厳しくなる傾向があります。地方銀行や信用金庫など、築古物件に積極的な金融機関を選ぶことが重要です。
Q. 融資期間はどのくらいになりますか?
A. 築古木造物件の場合、融資期間は10〜20年程度が一般的です。法定耐用年数を超えているため、新築物件のような35年ローンは難しくなります。金融機関によっては、残存耐用年数+αの期間を設定するところもあります。
Q. 頭金はどのくらい必要ですか?
A. 一般的に物件価格の20〜30%程度の頭金が必要です。築古物件はリスクが高いと見なされるため、頭金比率が高めに設定される傾向があります。ただし、個人の属性(年収・資産)が良ければ、頭金10%程度で融資を受けられるケースもあります。
築古木造向け融資の基礎|金融機関の審査ポイント
融資・資金計画 公開: 2025.01.15

築古木造向け融資の基礎|金融機関の審査ポイント

築古木造向け融資の特徴

築古木造向け融資とは、法定耐用年数(22年)を超えた木造アパートを購入する際に利用する不動産融資のことです。

通常の住宅ローンや不動産投資ローンとは異なる審査基準が適用されることが多く、事前の準備が重要になります。

金融機関が重視する審査ポイント

1. 物件の担保評価

金融機関は以下の点を重視して物件を評価します。

  • 収益性:現在の入居状況と家賃収入
  • 立地:駅からの距離、人口動態
  • 建物状態:修繕履歴、現況の状態
  • 土地の価値:路線価、将来の資産価値

2. 借入人の属性

審査項目基準(目安)
年収700万円以上
勤続年数3年以上
自己資金物件価格の20%以上
既存借入年収の5倍以内

3. 事業計画の妥当性

  • 想定利回りの根拠
  • 空室リスクへの対策
  • 修繕計画と資金準備
  • 出口戦略(売却時期・方法)

融資審査を通過するコツ

  1. 属性を整える:クレジットカードの支払い遅延をなくし、可能であれば勤続年数を重ねる
  2. 自己資金を準備:最低20%、できれば30%の頭金を用意
  3. 事業計画書を作成:収支シミュレーションを詳細に作成
  4. 物件の強みを整理:立地や建物の優位性を説明できるようにする
  5. 複数の金融機関に相談:築古に積極的な金融機関を探す

金融機関別の特徴

金融機関築古への姿勢金利目安融資期間
メガバンク消極的1.0〜2.0%10年以下
地方銀行積極的1.5〜3.0%15〜20年
信用金庫積極的2.0〜3.5%15〜25年
ノンバンク積極的3.0〜5.0%20〜30年

まとめ

  • 築古木造物件でも融資は可能だが、通常より条件は厳しい
  • 金融機関の審査では物件評価・借入人属性・事業計画が重視される
  • 自己資金20%以上の準備と事業計画書の作成が重要
  • 地方銀行や信用金庫など、築古に積極的な金融機関を探すことがポイント

融資戦略は物件購入の成否を左右する重要な要素です。複数の金融機関に相談し、最適な条件を引き出しましょう。

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